エルシーの開拓日誌【感想・レビュー】

作品情報

「エルシーの開拓日誌」製品版感想

プレイ感想

本作は帝国軍所属の事務員・エルシーを操作して、何もない土地を開拓して町作りを行うセクハラ特化型の戦闘なし短編RPGです。

あくまで事務員なので、戦えないのは分かりますがよくぞここまで無事だったなと思うくらい健気でお人好しなエルシー。

一応は正式な任務なのに資金0で放り投げられ、疑問を持つどころか補佐官に「女を武器にして業者に交渉しろ」と言われて「少しくらい体を張らないとダメかも…」って言いだした時はびっくりしました。

正にエロ同人ならではの、自力で何かをするにはあまりにも非力過ぎるため、協力者にエッチなことをしつつされつつ町作りを手伝ってもらうゲームです。

ちなみに、エルシーが一日に採取できる量は木材・石材が一つずつ…に対し、建設に必要な資材は例を挙げても『木材45、石材25、資金2000G』とかなり多めなので、彼女ができることは体を差し出すことのみ…なんて無力なんだ…

町作りシステムも資材と資金を補佐官に渡すと、伝説の大工『黒巻親方』がジェバンニも驚愕な速度で区画ごと建設してくれるので自由度は低めですがやはり外観が変化する町並みを見るのは楽しいです。

ストーリーは一本道で町に貴族達が移住し始めてから一気に動き出し、最後までエルシーが体を張るのでクリア後は弱いことを自覚しながらも根性のある強い女性に評価が変わりました。

プレイしていて面白かったのは町が大きくなって住人が増えるにつれて横行するセクハラ。
息をするようにエルシーの体に手やチン〇が伸びますが、その時の衣装で住人の台詞やHCGが変化する凝りようです。

Hシーンは基本的に無理矢理・羞恥系が多めですが、単発以外は三段階あるので抵抗や戸惑いつつも激しく乱れてしまう姿はえっちでした。

※「おもしれー女」の元ネタは跡部様じゃなかったのか…
参考「おもしれー女」について考える

良かったところ

無力な主人公が女を武器に町作り

エルシーは平民設定なのですが、実は箱入りのお嬢様だったり？と思うほどに、お人好しでエッチなことに無知に近い鈍感な主人公です。

開始当初から非処女（しかもしょうもない理由で貫通）なので、複数や魔物に襲われても引き摺ることなく町作りに励む姿は健気過ぎて…いや、もうすこし深く考えよう！？心配だよ！😢

言いくるめられて流されてしまうこともありますが、任務に一生懸命で最後まで折れない芯の強い女の子なので領主になれば素敵な町になるんじゃないかなと思います。

セクハラに対する熱量がスゴイ！

すごいぞ！このセクハラ量！！
一人ひとりの会話量は短めですが、衣装によって住人の台詞はもちろん、HCGも差分がきちんと用意してあって歩き回るのが楽しいです。

全裸徘徊時は状況がアレなのでノリノリですが、セクハラは基本的に町作りのために！と羞恥心と戦いながら耐えるエルシーがたくさん見られます。

気になったところ

全裸徘徊からの別の結末も見たかった～！

ストーリーの分岐はなくエンディングも一つなのですが、元凶であるマーラーとエッチをすると催眠状態になって全裸徘徊が解禁となり、エルシーから積極的に搾り取りに行けようになるのでここから完堕ちする展開も体験してみたかったですね。（ネタバレ）

着替え要素は魅力的でもシステム周りが惜しい…

本作はイベントやアルバイトのために特定の衣装に着替える必要があります。
終盤まで自室でしか着替えられないので、バニー姿で酒場でバイト→自室でナース服に変更→診療所でバイトと往復が大変だったので、メニュー画面から着替えられたら作業感も少なかったかなと思います。

まとめ

すべてのHシーンを回収してクリアをしても3時間未満で終わる短さではありますが、あっさりした会話だからこその物量で起きる怒涛のセクハラはプレイしていて楽しかったです。

健気でか弱い女の子が任務のために自分を犠牲にして羞恥に耐える姿が性癖に刺さる方にオススメ。

ちなみに、このゲームのお貴族様は全員性格が悪く、教会のシスターでさえもエルシーに横暴なので「一応町の責任者なんですけど！？」と思って全裸を見せつけてに行きました。

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