こんにちは、芋煮です。
去年11月にセール作品を眺めていた時に発見した作品「君の妖怪ハーレム~えっちな妖怪育てちゃう!?~」の製品版感想になります。面白かっただけに、この作品以降は活動をされていないようで残念です。
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サークル | レンジでチン |
ジャンル | ロールプレイング |
販売日 | 2014年12月05日 |
販売価格(税込) | 1,980円 |
製作ツール | RPGツクールVX Ace |
体験版 | あり |
回想:全開放 | あり:あり |
プレイヤーの名前 | 変更可 |
プレイ時間:状況 | 約4時間 ストーリークリア |
Ver.1.06でプレイ
プレイヤーの分身である主人公・タカ(名前変更可)は女っ気がなく女子生徒からキモ男扱いを受ける男ですが、妖怪を認識する能力があり、猫又と出会ったことによって可愛い妖怪たちとHするため奮闘するコミカルな作品。
メインヒロインと共に妖怪退治をするストーリーは賑やかで楽しく、Hシーンのボリュームもあるのでプレイ時間は3時間と短めでしたが中身は濃いめです。
ダンジョン化した公園や神社を攻略してBOSSに勝利するとご褒美H、という流れなのですがダンジョン内に蔓延る悪霊たちがなかなか強敵で大変でした。
ただ、全体攻撃を取得してからは大分楽になりましたが、それでも一撃が痛いので残HPMPに気を配りつつ、スキルを駆使した戦闘は歯応えもあって良かったです。
ちなみに、本作にはレベルの概念はなく、悪霊を倒すと猫又か一反木綿のどちらかを選んでステータスを上げることができます。
3つのステータスは最大10段階まで強化可能で、5・10段階目に固有スキルを覚えるのとHシーンが発生することもあり、雑魚すら強敵なのでカスタマイズは考えるまでもなく上限まで上げました。
ヒロインが悪霊を取り込む際に、彼らの性癖を暴露するのですが種類も多く、しかもフルボイスなので口谷亜夜様&寿司様ファンの方なら必聴です!倒されてからもこんな辱めを受けるなんて可哀想…でも、ない。
主人公を取りまく可愛くてHな妖怪♡
本作には仲間になるメインヒロインの猫又と一反木綿の他に6人の妖怪が登場します。
キャラクターデザインはBUTTER様、べぃお様のお二人ですがロリ~学生系と大人の女性で担当が分けられていて、絵師違いの違和感はほぼありませんでした。
登場するヒロインはみな妖怪ではありますが見た目的に人間と変わりなく、二口女は後ろの口が見えないので一ツ目の唐傘が唯一妖怪色が強めかなと思います。
メインヒロインの猫又は久し振りに人間と出会えたことが嬉しかったようで最初から好意的ですが、だんだん本気で好きになっちゃってエッチしまくりな主人公に嫉妬で怒る姿はラブコメチックで可愛らしい、さすがヒロイン。
もう一人の一反木綿はポヤポヤした見た目清楚なあらあらうふふな系で、主人公のことも好きだけどエッチも大好きどスケベさんなギャップが素敵なお姉さんタイプです。
ロリコン気味なのでキャラデザは河童や唐傘が好みでしたが、明朗快活な性格とは裏腹にいじらしくてやきもち焼きな猫又が一番好き。ギャップが可愛いんだよなぁ…
歯応えのある難易度が高めな戦闘
戦闘はオーソドックスなコマンド式で、通常戦闘の敵はHPや攻撃力が高くて中盤以降は2体・3体で現れる上に全体攻撃も使用するので戦闘前に回復など対策をしておかないとボコされちゃう難易度です。
変態複数よりもかならず一人で登場するBOSSの方が簡単…
ただ、通常戦闘時に回復アイテムも少なくて辛勝→パワーアップで全回復できた時は高ぶりましたが…でもこれって、通常戦闘なのよね…!
個人的にちゃんと考えないと負けてしまう戦闘バランスが楽しかったです。
アーマーグレイク要素もあるので、ヒロインズはHPが少なくなると着物がはだけてあられもない姿に…ちなみに、倒されても悪霊達に襲われることはありませんのでご安心を。
シチュエーション豊富なHシーンだけど注意点あり
Hシーンはメインヒロインの猫又&一反木綿が各7回+3Pが1回、6人の妖怪が1回ずつの総数21シーンあり、回想部屋は中盤以降に行けるようになりますが全開放はなさそうでした。
しかし、メイン2人以外は全員ストーリー上で回収可能だし、猫又と一反木綿のHシーンはクリアのためにパワーUPが必要なのでエンディングまでにはしっかり全回収できたので良かったです。
猫又と一反木綿は自身に取り込んだ悪霊の性癖に引きずられて、様々なシチュエーションでプレイすることに。短編ですがボリュームがあって満足度は高めです。
内容はバイブやコスチュームプレイ、フェラチオ・足コキ・脇の下・腹ボテ…と一対一のシーンが多めで、浣腸もありますがイラストでのスカ要素はなし(文章でのうんち表現あり)
他のヒロインズは半ば強引な主人公に抵抗しつつも気持ちよくなってしまう河童や吸血鬼、最初からノリノリエッチな九尾など妖怪ごとに個性のあるHシーンなので、ダンジョン攻略→BOSS戦闘→ご褒美Hという展開は同じでも全然気になりませんでした。
注意点として紹介画像に書いてある通り、猫又に輪姦や触手プレイがあるので独占ハーレム系ではありません。
しかし、1回につきHCGは1枚ですが拡大縮小で動きもあり、尺は長め、そしてなんといっても2名の声優様によるフルボイス仕様で喘ぎ台詞も多くて非常にどスケベなので実用性も高いと思われます。
5・10段階目のパワーアップでHシーンが発生するので、ダンジョン内で突然バイブローターが出てきたり痴漢電車プレイが始まるのがシュール!
動きのある立ち絵は良し悪し
本作は立ち絵が呼吸をしているように動くのでプレイ直後はいい意味で驚いたのですが、その弊害が二点ありまして…まずは他のVXAce作品と比べて重く、私はノートパソコン(Win10/64bit/メモリ16GB)でプレイしましたが、3回程ゲームが落ちてマップ移動中はカクつきも見られました。
ですがそれ以上に、立ち絵を動かすためか表情に変化がないのが残念…とくに最初に仲間になるヒロインの猫又は喜怒哀楽がはっきりしているのでいろんな表情が見たかったです。
去年の秋に割引中作品を検索して発見した作品ですが、目ツキの悪いもっさり系男子な主人公も個性溢れる魅力的な妖怪ヒロインズも可愛く、コメディでちょっぴり真面目なストーリーは面白くて最後まで楽しんでプレイしました。
>仲間たちのステータスをフルコンプリートすると、特別なエンディングが!?
ということで、戦闘難易度の高さもあったのでぬるっとゲーマーとしては一周目で特別エンディングを迎えられてほっとしています。